「そういう声はあると思いますけど」リーグレベル低下も…板倉滉がアヤックス移籍を決めた“理由”

今夏にボルシアMGからアヤックスへの移籍を決めた
米国遠征中の日本代表は現地時間9月1日、カリフォルニア州バークリーで国際親善試合メキシコ戦(同6日)に向けた練習をスタートさせた。オランダ1部の名門・アヤックスに移籍した日本代表DF板倉滉が取材に応じ、今夏に移籍を決めた理由を明かした。
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今回の米国遠征では現地時間9月6日にオークランドでメキシコ代表と、同9日にコロンバスでアメリカ代表と対戦する。FIFAランク17位の日本より、メキシコが13位、アメリカが15位と上位に位置している。
「アジアの時と違った戦いにはなると思いますけど、アジアで戦っていた時と同じような入りはしないといけないと思っています。システムどうこうより、まずはそこが非常に大事になってくると思います」
今夏に3シーズン過ごしたドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGから、オランダの名門アヤックスへ完全移籍を決めた。欧州チャンピオンズリーグ(CL)へ出場できる反面、リーグのレベルが下がることを不安視する声もあった。
「もちろん、そういう声はあると思うし、ドイツだったらバイエルンやいいチームと試合ができる。でも自分自身3年間、そこで戦ったというのがある。すごい居心地も良かったし、自分の中でも次の新しいステップを踏んで、また一から戦わないといけないという思いもあったので。アヤックスは優勝しないといけないチームだと思っているのでそこでやるやりがいやプレッシャーは感じながらできています」
チームは開幕からここまでリーグ4節を終えて、2勝2分け。自身も2節で負傷した影響もあり、3節目は欠場。4節も初ゴールを決めたとはいえ、後半17分に交代した。「もっともっとフィットしていかないといけない」と話す一方で、“名門”だからこその難しさも感じている。
「実際リーグ戦やってみても簡単な試合は一つもないなというのはすごく感じています。やっぱり対アヤックスに関してはみんな“一大イベント”じゃないですけど、それぐらいの意気込みで毎試合臨んでくる。そこの難しさをすでにもう感じています。だけどこのチームで地位を確立できる所までいくことで、さらに自分の成長したが姿が見えるのかなと思っています」
森保ジャパンでは、センターバックをはじめ守備陣に負傷者が続出している。それだけにDFリーダーとして板倉にかかる期待は大きい。
「W杯に向けて数少ないテストマッチでもあると思うし、今回はすごくいい相手と試合ができるので、自分を含め、本当にみんなでコミュニケーションをとりながら大事な試合にしないといけない」
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)




















