イタリア代表の最新メンバー「W杯出てるの見たい」 ”闘犬”監督が初陣「現状これがベスト」

ガットゥーゾ監督が初陣を迎える
イタリア代表は今月のインターナショナル・マッチデーで2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)欧州予選のゲームを戦う。歴代2位タイの4回優勝を誇りながら2大会連続の予選落ちの憂き目に遭っているイタリアは、6月の活動後に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が初陣を迎える。
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6月の欧州予選では、イタリアにとっての初戦でノルウェーに0-3の完敗を喫してルチアーノ・スパレッティ監督の解任が決まった。その状態で最後の指揮を執ったモルドバ戦に勝利したものの、1勝1敗は現時点での暫定3位という苦しいもの。そして、この9月の2試合ではホームでエストニア、アウェー(ハンガリー開催)でイスラエルと対戦することになる。特に現在2位につけるイスラエルとのゲームは失敗が許されないものだ。
その状況で白羽の矢が立ったのは、06年ドイツW杯の優勝メンバーでもあるガットゥーゾ監督だった。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、メンバー発表会見を報じている。
この2試合に向けてガットゥーゾ監督は28人を招集して臨む。注目の1人は移籍市場の最終日にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに移籍したGKジャンルイジ・ドンナルンマと、ニューカッスルに所属するMFサンドロ・トナーリについて整理すべきことがあるとした指揮官だが、「他の選手については100%の準備が整っている」とした。
3人が初招集されたチームについて、ガットゥーゾ監督は「4バックでやりたい」という基本方針を話した。そして「エストニア戦から1試合、1試合と準備していかなければいけない」と地に足を着けた準備をする必要性を語っている。SNSではこの顔ぶれに「W杯出てるところ見たい」「アッズーリは正念場」「現状これがベストかな」「監督ガットゥーゾなの驚いた」など反響の声が上がっていた。
現役時代、特にACミランでのプレー時には「闘犬」とも称された中盤のファイターは、イタリア代表監督としての初陣へ「ワクワクしているよ。大きな責任は感じるが、恐怖はない」という思いを語った。3大会ぶりの出場は義務とされるなかで予選突破へのビッグゲームを迎えるイタリアは、復活を印象付けるような戦いができるか注目される。



















