モナコの18歳神童が“鉄壁”ユーベ相手にCL準決勝最年少弾! 連続無失点記録も690分で阻止

名手ブッフォンの連続無失点も歴代5位の600分でストップ

 モナコは現地時間9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でユベントスに敵地で1-2と敗れ、合計スコア1-4で敗退が決まった。準優勝した2003-04シーズン以来の決勝進出は叶わなかったが、18歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペが鉄壁の守備を誇るユベントス相手に一矢報いるゴールを奪った。

 1998年12月20日生まれで現在18歳のムバッペは、0-2で迎えた後半23分に左サイドのショートコーナーからMFジョアン・モウチーニョのクロスをニアサイドで合わせてネットを揺らす。20歳以上年の離れた39歳のユベントス守護神、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの牙城を破った。大会公式ツイッターは、ムバッペが18歳140日で決めたこのゴールは、CL準決勝史上最年少ゴールになったと伝えている。

 ムバッペは今大会のグループステージでは得点がなかった。しかし、チームが決勝トーナメント進出後は16強のマンチェスター・シティ戦、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントとの準々決勝で4試合連続ゴールを決めるなど、6試合6得点と爆発していた。無失点を続けていたユベントスとの第1戦では封じ込められたが、この第2戦で意地のゴール。UEFA公式サイトによれば、これは史上最年少ゴールというだけでなく、“ビアンコネロ”の連続無失点記録を690分で止める一撃となった。

 また、ユベントスの鉄壁守護神ブッフォンのCL連続無失点記録も歴代5位の600分で止まってしまった。

 

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