前回王者相手に善戦「本当に良い試合だった」 120分間の死闘で見せたJ3の意地「感動をありがとう」

相模原のシュタルフ悠紀リヒャルト監督【写真:Noriko NAGANO】
相模原のシュタルフ悠紀リヒャルト監督【写真:Noriko NAGANO】

相模原が神戸相手に善戦

 第105回天皇杯全日本サッカー選手権は8月27日に各地で準々決勝の試合が行われ、レモンガススタジアム平塚でJ3のSC相模原と前回王者のヴィッセル神戸が対戦。相模原は惜しくも神戸にPK戦で敗れたなか、「感動をありがとう」「ここまで素晴らしい戦いでした」など反響の声が上がっている。

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 試合は前半15分、相模原がデザインされたフリーキックから最後はDF加藤大育が押し込んで先制に成功するも、同30分にFW小松蓮にヘディングで合わせられ同点に追いつかれる展開に。それでも、主力を投入してきた神戸相手に後半は相模原が押し込むシーンが多かった。J1でのプレー経験もあるMF島川俊郎を中心に中盤が耐え、ベテランFW武藤雄樹、FW福井和樹らもゴールに迫った。

 延長戦では神戸に押し込まれる展開が続いたがしのぎ切りPK戦に突入。1人目のキッカーを務めたDF高野遼が失敗すると、対する神戸は全員が成功。最終的にPKスコア2-4で敗れ、天皇杯の挑戦が終わった。

 SNSでは「感動をありがとう」「ここまで素晴らしい戦いでした」「J1相手にここまでやれたのはすごい」「最後まで凄かった」「本当に良い試合だった」「今大会で最もインパクトを与えた」「すごく心を打たれる試合を見せてくださりありがとうございました」など多くのコメントが寄せられ、神戸を追い詰めた相模原に注目が集まっていた。

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