京都が4発快勝で再び首位浮上! FC東京は2つのPK献上で自滅…エリアスがハットトリック達成

東京がホームに京都を迎え撃った
J1リーグ第27節のFC東京と京都サンガF.C.の一戦が8月24日、味の素スタジアムで行われた。立ち上がり10分で2度のPKを得て試合を優位に進めた京都が、4-0でFC東京を破って勝ち点「51」で鹿島に並び、得失点差で上回り首位に立った。
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勝てば首位に立つ京都は、開始早々の前半8分にPKを獲得する。左サイドからのロングボールをDF福田心之助がヘディングしたところ、DFバングーナガンデ佳史扶とエリア内で接触する形となり、京都にPKが与えられた。これをFWラファエル・エリアスが決めて京都が先制した。
さらに同13分にもFC東京のビルドアップでミスが起きると、ラファエル・エリアスがGKキム・スンギュからボールを奪う。キム・スンギュがボールを奪い返そうとしてラファエル・エリアスを倒すと、これもファウルとなり京都に2つ目のPKが与えられ、再びラファエル・エリアスに得点を決められた。
FC東京もボールを保持したが、割り切って守備を固める京都を崩せない。逆に京都は前半45分にもDF鈴木義宜が加入後初ゴールを挙げてリードを3点とした。前半終了のホイッスルが吹かれると、FC東京のゴール裏からは「意地見せろ!」という声が飛んだように、首都クラブのふがいなさと京都のしたたかさが目立つ45分となった。
両チームともメンバー変更を行わないまま迎えた後半の立ち上がりは、オープンな展開となる。後半17分にはFC東京もビッグチャンスを作り、右サイドのDF長友佑都の折り返しにFW長倉幹樹がヘッドで合わせたが、GK太田岳志のセーブに阻まれる。
FWマルセロ・ヒアンとFWマルコス・ギリェルメを投入したFC東京は、京都ゴールに迫る回数を増やしていったが、シュートをGK太田に阻まれ続ける。後半37分にはFC東京が再びビルドアップでボールを失う。最後はラファエル・エリアスが左足でゴールを射抜き、ハットトリックを達成した。スタジアムには再び「意地見せろ」コールが響いたが、結局、最後までFC東京は京都のゴールを破れずに3試合未勝利となった。対する京都は3連勝で8試合無敗となり、首位に浮上した。


















