C大阪加入は「学業が理由ではない」 スペインに残る選択肢も…久保瑛史「このままだと良くないなって」

FCティアモ枚方とのトレーニングマッチに先発出場
J1のセレッソ大阪は8月24日、JFLのFCティアモ枚方とトレーニングマッチを行った。21日にチームに加入した日本代表MF久保建英の弟・瑛史(えいじ)は先発出場を果たしたなか、試合後の取材に応じC大阪へ加入した経緯について言及している。
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2007年生まれで現在17歳の瑛史はこれまでレアル・ソシエダの下部組織で3シーズンプレー。180cm73kgの体格で、主にボランチや中盤を主戦場とするプレーメーカーだ。かつてFC東京からラ・リーガのレアル・マドリードに移籍をした兄・建英と同様にJリーグから世界を目指す挑戦をC大阪でスタートさせたが、決め手は何だったのか。
「単純に練習参加の機会をいただいて、アピールしてやろうって考えてやってたので、もしオファーの話が来た時には、もう行こうっていうふうには決めてましたね」と最初から加入を目指して練習に参加していたという。
他のクラブからオファーは「なかった」と触れ、スペインメディアは学業が理由で帰国したと報じられていたが、「いや、学業っていうわけではないですね。単純に向こうは6月に学校が終わるので、高校を卒業したタイミングで。日本にはいつも夏休みの間は必ず帰ってきてるので、そのタイミングで話が来てうまく進んでくれたっていう感じなので、別にそういう学業上っていうことはないですね。最初は大学っていう選択肢も視野には入れてましたけど、どちらかというと高校卒業のタイミングだったっていうのが1つですね」と明かした。
また、「来年もう1年ソシエダで続けるっていう選択肢もありました。ただ、なんていうんですかね、あんまこのままだと良くないなっていうふるには感じてて、じゃあどうしようかなって考えた時に一旦日本に帰るっていうか、日本の選択肢もあるなっていうのを、まあ両親と自分自身で考え。それでたまたま話が本当にありがたいことに来たので、そのまま返事させていただきました」と、スペインでのプレーや将来の自身の成長を考えてのC大阪加入だと口にした。
トレーニングマッチでは前半はCBで出場し、ミスがありながらも積極的なプレーを披露。後半には本職のボランチで華麗なターンや味方との高連係を見せたが、今後トップチームでどう成長していくのか見ものだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)




















