レアルが「ネイマール二世」の獲得に本腰 バルサも狙う16歳神童に移籍金73億円を用意

名門フラメンゴU-20に所属するFWヴィニチウス、現時点ではレアル移籍が濃厚

 レアル・マドリードが、「ネイマール二世」と呼ばれる16歳の神童、フラメンゴFWヴィニチウス・ジュニオールを獲得するため、移籍金6100万ユーロ(約73億円)でバルセロナとの争奪戦を制しようとしていることが明らかになった。ブラジルメディア「グローボ・エスポルテ」が報じている。

 16歳のヴィニチウスは現在名門フラメンゴのU-20チームでプレーしている新鋭で、U-17南米選手権のMVPに輝いた。バルセロナも獲得に乗り出している逸材だが、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長が豪腕を発揮。移籍金の設定額は3000万ユーロ(約36億円)だが、1500万ユーロ(約18億円)の上乗せを決断。さらには代理人と両親にそれぞれ800万ユーロ(約9億6000万円)を支払い、合計73億円で獲得に動いているという。

 現時点ではレアル移籍が濃厚とされ、レアルはFIFA(国際サッカー連盟)の移籍規定に抵触しないように、18歳の誕生日を迎える2018年シーズンに正式契約を結ぶ方針だという。

 ネイマール争奪戦でバルサに敗れたレアルだが、次なるブラジルの至宝争奪戦で一歩も譲るつもりはなさそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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