元エースFWが電撃復帰「声出たわ」 過去に2桁ゴール…加入にファン歓喜「泣きそう」

愛媛への完全移籍が決まった藤本佳希【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】
愛媛への完全移籍が決まった藤本佳希【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

愛媛が山形FW藤本佳希を完全移籍で獲得

 愛媛FCはモンテディオ山形からFW藤本佳希を完全移籍で獲得したことを8月12日に発表した。地元出身の藤本は、2021年以来の愛媛復帰となった。

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 愛媛県の済美高校出身の藤本は明治大学を経て2016年にファジアーノ岡山に入団。18年の夏に愛媛FCへ期限付き移籍すると、翌年には完全移籍して21年までプレーした。その後、山形に移籍して主力として活躍し、23年にはリーグで10得点も記録。今季はリーグ戦19試合に出場して3得点だった。

 同カテゴリー内で16位の山形から最下位の愛媛へ移籍する形になった藤本だが、山形の公式サイトを通じ「3年半の間、お世話になりました。このクラブでもっとプレーがしたい気持ちもありましたが、自分の現状と今後のサッカー人生を含め、心の底から湧き出てくる感情を誤魔化すことができないので、このタイミングで移籍することにしました」と、コメントを寄せた。

 また「山形で2人の子供が生まれて、2人の名前には青と白に纏わる漢字をそれぞれ入れました。僕だけでなく、家族にとっても山形は特別な場所です。大怪我した後に掲げてくれた横断幕も、大好きな僕のチャントも、ホームの最高の雰囲気も、全てのゴールも、僕の宝物です。皆さんからたくさんの愛情を感じられたことがすごく幸せでした。本当にありがとうございました!」と、感謝のメッセージを送った。

 愛媛の公式サイトを通じては「もう一度ここでプレーする機会を与えてくださったことに感謝します。このタイミングで自分を必要としてくれたクラブに応えるため、残留するために、自分の全ての力を注ぎます。愛媛FCに関わる全ての皆さんが一つになって、この状況を必ず乗り越えましょう。熱いサポートよろしくお願いします!」とコメントを寄せた。

 ファンからは「やっぱり来た!」「これまたビックリ」「これはカッコよすぎ」「え!ビックリして声出たわ」「アツすぎる」「泣きそう!」とコメントが寄せられている愛媛は現在25試合を終えて勝ち点16の最下位と苦戦し、残留圏内で最下位の17位ロアッソ熊本を勝ち点8差で追いかける状態にある。地元クラブに復帰するストライカーが、チームを残留に導くことができるか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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