オランダ名門が日本人獲得へ「再び動く」 一度は断念も守備陣に負傷者…現地メディアも注目

ヘント・渡辺剛【写真:IMAGO / Isosport】
ヘント・渡辺剛【写真:IMAGO / Isosport】

渡辺剛はヘントの年間MVPに選出された

 オランダ1部フェイエノールトが断念したとされていたベルギー1部KAAヘントのDF渡辺剛の獲得に再び動くと現地メディアが報じた。主力選手の移籍に加え、その代役候補だった選手の負傷を受けて、獲得の可能性が再燃した模様だ。

【注目】「ちょっと見てみようかの」久保竜彦も熱視線! WOWOW独占生中継「UEFAチャンピオンズリーグ2025-26」の視聴はこちら

 28歳の渡辺は2023年からプレーするヘントで主力DFとして活躍。昨季は公式戦48試合に出場して3得点2アシストを記録し、クラブの年間MVPにも選出された。

 以前からフェイエノールトは渡辺に関心を持っていたが、ヘントが要求する移籍金1000万ユーロ(約17億円)が高額すぎるために獲得を断念したとも伝えられていた。

 オランダメディア「VP」によれば、フェイエノールトはレギュラーのセンターバックのスロバキア代表DFダヴィド・ハンコがサウジアラビア1部アル・ナスル移籍に向かっている。そして、その後継者と目されるオランダ人DFトーマス・ベーレンがテストマッチで負傷したことも重なり、守備の補強が急務となっているため、渡辺の獲得に再び動く構えだという。なお、現時点でフェイエノールトが渡辺の獲得にどれだけの資金を投じることになるのかは明らかとなっていないようだ。

 来年のワールドカップメンバー入りが期待される渡辺。日本代表のチームメートであるFW上田綺世が所属するオランダの名門クラブ入りは実現するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング