E-1でタイトル獲得…長友佑都「カップ掲げる中毒になりそう」 見据える未来「W杯行くと決めてるんで」

長友は浦和戦でフル出場し2アシスト
FC東京が浦和レッズをホームに迎え撃った7月19日のJ1第24節は、FC東京の日本代表DF長友佑都の2アシストもあり3-2で競り勝った。試合後の取材対応で長友は、「間違いなくE-1で自信がついたのとトロフィーを掲げられたっていうのがちょっとやみつきになりました」と語った。
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右サイドで出場した長友は、守備だけでなく攻撃でも持ち味を発揮。38歳とベテランながらも上下動を繰り返し攻守に躍動した。前半6分、右サイドでDFアレクサンダー・ショルツから長友につないで左足でゴール前にクロスを上げると、これをMF遠藤渓太が頭で合わせてFC東京が先制に成功する。
さらに逆転されリードを許した後半22分、右サイドから二次攻撃を仕掛けたなかで、長友がゴール前に今度は右足でクロス。ボールを受けたFWマルセロ・ヒアンが反転しながらシュートを放つと、相手DFに当たってゴールネットを揺らした。試合はその後FC東京が逆転で勝利を収めた。
2アシストと躍動の長友は、韓国で行われたEAFF E-1選手権のメンバーに選ばれ、キャプテンに任命された。第2戦の中国戦でフル出場を果たし勝利に貢献。チームは3連勝で優勝を果たし、表彰式では長友がトロフィーを掲げた。
その点について長友は「調子上がってます」と帰国後もコンディションが良いことに触れつつ、「間違いなくE-1で自信がついたのと、E-1でキャプテンを任されて、そこへの信頼とあのカップをね、あのトロフィーを掲げられたっていうのはちょっとやみつきになりまして。またワールドカップ中毒にもなってるんですけど、あのカップを掲げる中毒になりそうだということで、FC東京とワールドカップの優勝トロフィーを掲げられるように、それが明確に自分の目標と変わったんで。目標を定めたら、自分は達成できるというところのエネルギーが誰よりもあるんで。まあその一歩としてね、今日その思いを見せられたんじゃないかなと思いますよ試合で」と振り返った。
長友はW杯アジア最終予選で招集されていたものの、出番はなくほとんどをメンバー外で過ごした。来年開催されるW杯に向けて、「もう僕はW杯行くと自分の中で決めてるんで。あとは自分がそのW杯に向けて標準を合わせて、コンディションを上げていくだけだというところなので。まだまだ全然上がるんでね、今の感覚としてはまだ7割8割ぐらいなのでここからW杯仕様のコンディションとフィジカルレベルに持っていこうかなっていうふうにちゃんと逆算して考えてますね」と意気込みを語っている。
最後には試合について「勝つべくして勝った、内容も含めての試合だったんで非常に選手も自信になると思いますし、僕自身もE-1を含め今日の試合も含め、ここまでやってきたことは間違ってなかったということを自分の中で自分に証明できたので、ここからまた自信を持ってまだ一段二段上げていきます」と締めくくった。9月には39歳を迎える大ベテランは今もなおサイドを駆け上がりチームを先頭で鼓舞している。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















