長友佑都が圧巻2A「気持ちだけ」 驚異の「11.6」…勝利の立役者に「FC東京の魂を見せた」

スタメン出場で躍動した長友佑都【写真:徳原隆元】
スタメン出場で躍動した長友佑都【写真:徳原隆元】

FC東京は浦和と対戦

 FC東京は7月19日、J1リーグ第24節で浦和レッズと対戦し3-2で勝利した。右サイドバックとして出場した日本代表DF長友佑都が2アシストの活躍を見せた。

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 試合は前半6分、右サイドでDFアレクサンダー・ショルツから長友につないで、左足でゴール前にクロス。これをMF遠藤渓太が頭で合わせてFC東京が先制に成功する。

 しかし、前半15分にMF安居海渡がミドルシュートで1点を返すと、同20分にはMF渡邉凌磨がGKとの1対1を冷静に決めて逆転に成功した。

 それでもFC東京は後半22分、右サイドから二次攻撃を仕掛けたなかで、長友がゴール前にクロス。ボールを受けたFWマルセロ・ヒアンが反転しながらシュートを放つと、相手DFに当たってゴールネットを揺らした。

 試合はその後、試合終盤に左サイドのコーナーキックからFC東京が勝ち越しゴールを奪って3-2勝利。2アシストの38歳・長友が勝利の立役者に。アシストに加えて、走行距離はチープトップの11.6km。アディショナルタイムを合わせると100分を超えた一戦で走り抜いた。

 長友は試合後のフラッシュインタビューで「(浦和には)前回やられたので、自分たちの意地もみせたかったのもありますし、FC東京の魂を見せたかなと思います」とメンタルの部分を強調した。

 そして、「気持ちだけですね。まだまだ上げないといけないので。もっと上げてチームに貢献できるように頑張ります」とリーグ終盤戦に向けて目線を向けた。

 最後に「おっさんから結構きついパスが来たんですけど、森重のパスはいつも愛情があるので彼と共にまたチームを引っ張って行けるように頑張っていきたいと思います」とディフェンスラインを支える、ベテランDF森重真人との関係性に触れながら、逆転勝利の一戦をまとめた。

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