新天地移籍の日本人は「ファンタスティック」 古巣の元監督期待「彼ほどの選手を見たことない」

古橋にストラカン氏が期待
元セルティック指揮官のゴードン・ストラカン氏がイングランド2部に新加入したFW古橋亨梧を絶賛している。
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古橋は今冬に3年半在籍したスコットランド1部セルティックを退団し、フランス1部スタッド・レンヌへ移籍。しかし、新天地では6試合の出場で無得点に終わった。今夏、心機一転でバーミンガムへの完全移籍を選んだ。新天地ではセルティックでも同僚だったMF岩田智輝と、ポルトガルからやってきたMF藤本寛也とチームメートになる。
バーミンガムは7月13日にスペイン1部セビージャとプレシーズンマッチの初戦で対戦(3-1で勝利)したが、この試合に古橋は出場しなかったため、英メディア「バーミンガム・ライブ」は「クリス・デイビス監督が彼をどのように起用するつもりなのかはまだはっきりとしていない」とレポートしていた。
そうしたなか、セルティックで元日本代表MF中村俊輔氏を指導したことでも知られるストラカン氏が「OLBG.com」のインタビューで「古橋亨梧はファンタスティックだ」と日本人FWを絶賛していた。
「彼は素晴らしい姿勢をもったファンタスティックな選手だ。バーミンガムファンは彼ほど走る選手を見たことがないはずだ。ロビー・サヴェージくらいだろうが、彼は中盤で髪を振り乱して走っていただけだ。彼にはしっかりとした目的がある。最初に考えるのはどのように相手の背後に抜け出すか。中盤の選手にはショートパスではなく、彼が背後に抜け出すところを見ろと指示する必要があるだろう。彼は本当に優れたフィニッシャーだ。バーミンガムが彼にボールを集めて強みを発揮できることを願っている」
古橋は動き出しのタイミングの良さ、シュートの精度の高さを生かしてセルティックではゴールを量産した生粋の点取り屋。リーグMVPにも輝いた。それがスタッド・レンヌではピッチに立つことすらままならなかった。ストラカン氏は「セルティックの時のようにいい形でボールをもらえずに苦しんだ。出場機会もえられなかった。補強担当と経営陣の意見が一致しなかったのが原因だと思う」とその要因を語っていた。
ゴールハンターとして能力の高さはスコットランドで証明済み。30歳の古橋は初挑戦となるイングランドで再び輝きを放つことはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















