天皇杯で波乱続出 J1の5クラブが敗退…新潟が大学生、川崎がJ3に敗れ3チームが金星を献上

天皇杯3回戦で波乱が続出(写真はイメージです)【写真:高橋 学】
天皇杯3回戦で波乱が続出(写真はイメージです)【写真:高橋 学】

新潟、G大阪、川崎が敗退

 天皇杯JFA第105回全日本本サッカー選手権大会の3回戦が7月16日に各地で行われた。J1のアルビレックス新潟が東洋大学、川崎フロンターレがJ3のSC相模原に敗れるなど波乱が起きた。

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 新潟ホームで行われた一戦では、東洋大に攻め込まれると同アディショナルタイムにサイドから入れられたゴールを最後はゴール前でフリーになったFW村上力己に流し込まれた。それでも後半4分に左サイドからDF橋本健人がドリブルでペナルティエリアに侵入し、パスワークから鋭いシュートで同点に。しかし、同12分、東洋大MF湯之前匡央にミスからボールを奪われGKも冷静に交わしてゴールを決められた。そのまま終了し、東洋大は2回戦の柏レイソル戦(2-0)に続く2試合連続でのJ1勢撃破となった。

 Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsuでは、J1リーグの川崎フロンターレとJ3リーグのSC相模原の神奈川ダービーが行われたなか、相模原に主導権を握られる展開が続くも、互いに精彩を欠き0-0のままPK戦にもつれ込んだ。するとPK戦で川崎は一人目のMF河原創、2人目のMF山本悠樹が連続で失敗。さらに3人目の神田のシュートもドミニカ代表GKバウマンにセーブされ、相模原も1人失敗したが1-3で敗れた。

 モンテディオ山形のホームで対戦したG大阪は開始30分でまさかの2点を先行される形に。それでも前半に1点返すと、後半には15分、28分と立て続けに得点を奪い逆転に成功する。そのあと山形に追い付かれて延長戦に突入すると、延長後半11分に勝ち越し弾を許す苦しい展開に。それでも終了間際の同アディショナルタイムにDF中谷進之介が流し込み、延長戦までもつれ込むことになった。しかしG大阪1人目の宇佐美貴史がセーブされるとその後は両チームの選手が成功を続け、5人目のMF満田誠がゴールポストに当てて失敗し、3-4で敗れた。

 また、J1同士の対決となった湘南ベルマーレ対清水エスパルスは、清水が延長前半にFWドウグラス・タンキが決勝ゴールを決めて勝利を収めた。京都サンガF.C.対横浜FCの一戦では、1-1の延長戦で横浜FCが2点を奪い3-1とリードした。しかし延長後半3分に京都が1点差に詰め寄ると、終了間際にコーナーキックで上がっていたGK太田岳志が蹴り込んで土壇場で同点に追い付いた。そしてPK戦では太田が2本止め、京都が4回戦へと駒を進めた。

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