J1のG大阪がJ2山形に敗れる 4-4の激闘…PK戦で宇佐美、満田がまさかの失敗

PKを失敗した宇佐美貴史【写真:徳原隆元】
PKを失敗した宇佐美貴史【写真:徳原隆元】

山形がホームで勝利

 第105回天皇杯全国サッカー選手権は7月16日に各地で4回戦の試合が行われ、ガンバ大阪がモンテディオ山形を相手に4-4の同点からPK戦の末に敗れ、ジャイアント・キリングを許した。

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 試合は山形がFW氣田亮真の連続ゴールで前半30分までに2点をリードした。それでもG大阪はFWイッサム・ジェバリのゴールで前半の内に1点を返すと、後半15分にはDF黒川圭介が同点ゴール。さらに後半28分にはジェバリのこの日2点目で逆転に成功した。

 しかし、山形はここから意地を見せた。後半33分に途中出場のFW高橋潤哉が起死回生の同点ゴールを奪うと、後半終了間際にはG大阪の途中出場したMF安部柊斗が足を高く上げたプレーで相手選手に当たってしまい一発レッドカードの判定に。G大阪は3-3でもつれ込んだ延長戦を10人で戦う苦境になった。

 そして延長後半11分には山形のMF吉尾海夏がコントロールショットを決めて4-3と再びリード。これで試合は決まったかと思われたが、アディショナルタイムにG大阪のDF中谷進之介がゴール前のこぼれ球を押し込んで4-4に追いつき、激闘はPK戦にもつれ込んだ。

 PK戦で先攻のG大阪は1人目のFW宇佐美貴史がGKトーマス・ヒュワード・ベルに止められ失敗。そこから両チームの選手が成功を続け、G大阪は5人目のMF満田誠がゴールポストに当てて失敗し、山形がPK戦のスコア4-3で勝利。激闘を制し、ラウンド16ではクラブ・ワールドカップ(W杯)への出場によりここから登場の浦和レッズと対戦することが決まった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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