トランプ大統領がクラブW杯に満足 1週間で240万人来場、視聴者30億人…“大繁盛”で「感銘を受けた」

クラブW杯はチェルシーがPSGを破って優勝を飾った
FIFAクラブワールドカップ(W杯)が幕を閉じた。UEFAチャンピオンズ・リーグ王者のフランス1部パリ・サンジェルマンを3-0で破り、“新大会方式”でチャンピオンに輝いたのはイングランド1部チェルシーだった。決勝戦には米国のドナルド・トランプ大統領も観戦。試合後にはFIFAのインタビューに応じ、元ブラジル代表で“サッカーの王様”の異名を持ったFWペレさんの思い出も語った。
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「これは大きなイベントですね。ご存知の通り、(FIFA会長の)ジャンニ(・インファンティーノ)は私の友人です。彼は(FIFAクラブワールドカップ)やサッカーで、素晴らしい仕事を成し遂げました。まあ、彼らはフットボールと呼ぶでしょうが、私たちはサッカーと呼びますね。その呼び名を変えるのは簡単ではないでしょうが、観戦するのは素晴らしいものです。そして、今日私たちが見ているこの試合は、ちょっとした番狂わせですよね? ああ、彼らは本当に素晴らしい活躍をしています。成長しているスポーツですし、偉大なスポーツです」
ニューヨーク市近郊、ニュージャージー州・イーストラザフォードにあるメドウランズ・スポーツ・コンプレックス内のメットライフ・スタジアムで行われた決勝戦。観客数は8万1118人に上り、大きな盛り上がりを見せた。
インタビューを行ったDAZNのエミリー・オースティンさんから「今週得られた素晴らしい数字をいくつかご紹介します。このアリーナだけでも、先週1週間で4回も完売。240万人以上の人々がこのアリーナを埋め尽くし、視聴者数は約30億人。賞金は10億ドルです」と問われると「それは見て分かりましたよ。スタジアムの上空を飛んだのですが、満員でした。このグループのために行われた4試合のことですよね。素晴らしいことだと思います。非常に感銘を受けました。上空からでも、入場しようとする人々の列が見えました。素晴らしかったですね」と熱気に包まれたスタジアムに満足そうだった。
またトランプ氏は若き頃、ペレさんの姿に熱狂した過去があるという。
「何年も前、私が若かった頃、ペレという選手がプレーするためにやって来ました。彼は(ニューヨーク・)コスモスというチームでプレーし、ワーナー・コミュニケーションズの私の友人、スティーブ・ロスが、当時の我々のインスピレーションでした。そして、この場所は満員でした。このスタジアムの前のバージョンでしたが、まさにここ、メドウランズにあったのです。そして、それがペレでした。自分で歳を明かすようなことはしたくありませんが、それはずいぶん昔のことです。私は若者で、ペレを観に来ました。彼は素晴らしかった。おそらく、古風な言い方かもしれませんがーーベーブ・ルースの名を挙げるようなものですがーーペレは本当に偉大だったと言えるでしょう」
トランプ大統領にとってサッカーとは深い縁があり、今大会も楽しんだようだ。




















