なでしこ、韓国に終了間際に追いつかれてドロー 5人が代表デビューも…最終戦勝てば3連覇

CBとしてチームを支えた高橋はな【写真:Noriko NAGANO】
CBとしてチームを支えた高橋はな【写真:Noriko NAGANO】

MF成宮唯が先制点をマーク

 なでしこジャパン(日本女子代表)は7月13日、EAFF E-1サッカー選手権の第2戦で開催国の韓国女子代表と対戦し、1−1で引き分けた。大会3連覇に王手をかけた。

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 昨季まで国内のWEリーグでプレーしていた選手で臨む日本は初戦から6人のスタメンを変更し、GK大熊茜、DF浜田芽来、MF菅野奏音の3人が代表デビューのピッチに立った。一方の韓国はMFチ・ソヨン、DFチャン・スルギといった日本でのプレー経験を持つ選手もスタメンに名を連ねた。

 序盤から攻撃的に試合を進めた日本は、1トップ起用のFW吉田莉胡が際どいミドルを放つなど優勢にゲームを進めた。そして前半37分、右サイドでFW愛川陽菜が背後に出した浮き球にMF成宮唯が反応し、冷静にゴール左下へ蹴り込み先制。9日の初戦チャイニーズ・タイペイ戦でも2得点を生み出したINAC神戸レオネッサでプレーする右サイドのコンビが、この日も日本にゴールをもたらした。

 1-0で折り返した後半、ニルス・ニールセン監督は、三菱重工浦和レッズレディースから日テレ・東京ヴェルディベレーザへの移籍でオフシーズンの話題になったMF塩越柚歩を今大会初出場のピッチに送り込んだ。しかし、後半に入ると、韓国のスピード感のある攻撃に押し込まれる展開となった。流れを変えたい日本は、後半19分に両サイドバックの交代を決断。初戦で得点を決めたFW矢形海優と代表デビューのDF嶋田華が送り込まれた。

 だが後半41分、日本の左サイドを突破されると最後はFWチョン・ダビンに押し込まれて1-1の引き分けに終わった。 

 16日の最終戦で中国と対戦する日本は、勝利すれば大会3連覇を達成する。引き分けた場合は中国を得失点差で上回るものの、韓国がチャイニーズ・タイペイに5点差以上の勝利を収めた場合は逆転を許すことになる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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