森保監督が長友佑都を評価「いい判断してくれた」 950日ぶり出場で示した「大きな世界基準」

森保監督が長友佑都を評価【写真:Noriko NAGANO】
森保監督が長友佑都を評価【写真:Noriko NAGANO】

長友佑都が中国戦でフル出場

 森保一監督率いる日本代表は7月12日、EAFF E-1選手権第2戦で中国代表と対戦し、2-0で勝利した。森保監督は試合後、950日ぶりにA代表のピッチに立ち、90分間フル出場を果たしたDF長友佑都(FC東京)について「非常に大きな世界基準を示してくれたかなと思います」と評価した。

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 試合は前半11分、MF田中聡からの縦パスを受けたFW細谷真大がゴール正面で反転して右足シュートを決めて先制に成功し、後半18分には右45度付近でボールを受けたDF望月ヘンリー海輝が、斜め後ろに相手を外して左足を振り抜くと、相手DFに当たったボールはGKの逆を突いて追加点のゴールになった。その後は長友を中心とした守備陣が中国の攻撃陣をシャットアウトし、2-0で勝利。2連勝でE-1選手権連覇に王手をかけた。

 森保監督は長友の起用かつ、11人のスタメンを入れ替える大胆采配を決断。950日ぶりスタメンかつ、慣れない3バックの一角でプレーした長友について、彼がもたらしてくれてるものは本当にたくさんの事があるんだなと思います」とさまざまな好影響があることを説明。「1人1人責任を持って局面を止める、打開するという部分を選手には求めていますが、チームとして戦う、彼は常に周囲とコミュニケーションを取りながらチームとして戦う、お互いの良さを出し合う、油断や隙ができないように戦うという部分、いい判断をしてくれたと思っています」と、38歳ながら90分間フル出場したプレー面を評価した。

 第2戦を終えて26人中25人が出場したなかで、「この2試合で26人の招集選手でまだピッチに立っていないのはGK大迫(敬介)だけだと思いますが、このE-1選手権をできれば全員プレーしてもらいながら勝っていくというところ、結果をものにするというものも含めてプレーをしてもらいました」と説明。「長友の起用に関しては、今言ったように全員プレーするところには当てはまらないかなと思いますが、彼は今日、プレーをもってアジアを勝っていくために、世界で勝つためにというプレーを見せてくれたこと、また3戦目に向けて非常に大きな世界基準を示してくれたかなと思います」と長友が見せた頼もしい背中を評価した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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