アフリカ勢トップの12位「感銘を与え続ける」 久保建英も熱望…歴史的躍進に「視線が集まる」 

モロッコ代表がアフリカ勢でのFIFAランクトップに【写真:Getty Images】
モロッコ代表がアフリカ勢でのFIFAランクトップに【写真:Getty Images】

カタール・ワールドカップではアフリカ勢初の4強に進出

 国際サッカー連盟(FIFA)が7月10日に最新のFIFAランキングを発表。アジアトップを維持した日本代表だが前回の15位から順位を2つ下げた17位となった。アルゼンチンが1位をキープしたランキングのなかで、アフリカ最上位のモロッコは12位をキープ。モロッコメディア「モロッコワールドニュース」は「アフリカ選手権に向けて準備をするなかで、視線がモロッコに集まる」と報じている。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)ではベスト4に進出したモロッコは、2030年のW杯でもポルトガル、スペインと並ぶホスト国の一つになることが決まっており、サッカー熱が高まっている。そうしたなかでモロッコ代表チームは、アフリカ最上位の12位をキープ。アフリカ2位のセネガルは全体で日本に続く18位となっており、全体34位のエジプトがアフリカ3位となっている。

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)で世界一の右サイドバックとも称されるDFアクラフ・ハキミらスター選手を擁するモロッコは、しっかりとピッチ内で結果を出している。記事では「モロッコがランキングで強さを示せているのは、最近の親善試合の勝利によるものだ。直近ではチュニジアを2-0、ベナンを1-0で破っている。こうした勝利がチームが国際ランキングで地位を維持する助けとなっている」と伝えた。

 そして、「ワリド・レグラギ監督のリーダーシップのもと、モロッコは世界のサッカー界で最もリスペクトされるチームの一つになった。カタールでの2022年W杯での準決勝進出というアフリカとアラブの国として初となる歴史的な躍進以降も、世界中のファンに感銘を与え続けている。12月にアフリカ・ネーションズカップをホストするモロッコは、大会への準備を続けるなか、すべての目を集めることとなる。開催国のプレッシャー、期待は高まる。国中の人々が1976年以来の優勝を期待する」と、報じている。

 3月には日本代表MF久保建英が、対戦したい相手に挙げたモロッコ。現在、北中米W杯出場に王手をかけており、9月4日の対ニジェール戦が大きな注目を集めるモロッコ。アフリカ・ネーションズカップや来年のW杯に向けてどのようなチームに仕上がってくるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング