「本田はJリーグには行かない」 今夏の日本復帰を否定したミラン番記者、来季移籍先は?

今季限りで欧州でのキャリアに終止符とヴィンチ記者が指摘

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、4月30日の敵地クロトーネ戦(1-1)で出番なしに終わった。23日に本拠地で行われた前節エンポリ戦(1-2)では後半42分に投入された背番号10だが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が2試合連続で起用することはなかった。

 今季限りで契約満了となる本田には、今季終了後のJリーグ復帰の可能性も浮上していると一部メディアで報じられたが、ミラン番記者は新天地は別にあると指摘している。

「(クロトーネ戦は)センセーショナルな引き分けに終わった。とてもがっかりした。インテルが負けたので、その間に上位に上がっていける良いチャンスを逃してしまった。残念だ。次節のローマ戦では、本田のプレーが見られるといいね」

 地元テレビ局「7ゴールドTV」で、ミランの番記者を長年務めているパオロ・ヴィンチ記者はこう語った。2014年1月にCSKAモスクワから移籍金ゼロで加入して以来、イタリア人記者では珍しく本田に好意的なレビューを続けてきた“擁護派”は、次節の強豪ローマ戦で背番号10のプレーを見られればいいと、前向きに語っている。

 それでも、6月で3年契約が満了となる本田に“ミラン残留”の道はないという。2007年以来となるJリーグ復帰の可能性も報じられているレフティーは、欧州でのキャリアを諦め、日本に帰国するのだろうか。

 

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