長友佑都が久しぶりのベンチで“活躍”「すごい声も届く」 ロッカーの背番号5に「込み上げた」

この試合では出番はなかった
日本代表は7月8日、EAFF E-1選手権の初戦でホンコン・チャイナと対戦し、6-1の勝利を収めた。主将を務めるDF長友佑都はベンチ入りしたが、この試合では出番なし。試合後に取材に応じ、「今まで上で見てたので。やっぱり下で見ると、ベンチでもより選手に近くなったなというところで、モチベーションがもう一個上がりました」と振り返った。
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今大会で主将を任されている38歳の長友は、この試合ではベンチスタート。後半20分ぐらいからベンチ脇で体を動かし始めると、5人の交代枠を使い切った後も後半35分ぐらいまでベンチ脇とアップ場を行き来していた。「交代枠が、なくなりましたけど、もしかしたら脳震盪の可能性ももちろん出てくるし。そういったこともあって、アピールも含めてアップしていました」と意図を説明。選手が苦しい時間帯でも、ベンチから味方を鼓舞し続けた。「かなり体的に苦しそうだったので、みんな。ちょっとこれは自分の声とかね、そういったもので何とかこう前を向かせるような、背中を押すようなことができればと思って、その思いで声かけていました」と振り返った。
ワールドカップ・アジア最終予選では全試合でメンバーには選ばれながらも、試合ではベンチ外の日々。これまでスタンドから試合を見てきた。だがこの日はベンチ入りメンバーとして、ピッチ上の選手と同じ目線で戦った。「今まではもっと遠いところから、上の方から見てたんで、僕の声も届かなかったでしょうけど、ベンチからだとすごい声も届きますし、彼らを鼓舞することだったり、自分の経験の中から感じたことを彼らに伝えることもやっぱりベンチからだとできるんで。あとやっぱり出てない選手たちも含めてですね。そういう、マネージメントも含めて、自分の役割だとは思ってるんで」と語った。
今回は2022年のカタールW杯以来となる背番号5を与えられた。ロッカーで5番のユニホームを見たベテランは「感慨深かったですね。ロッカーに自分の5番が、背番号が並んでたというところで。いろんな想いがこみ上げてきて。感謝と責任と、この5番でもう一回、この大会で輝いてやるぞ、その覚悟が芽生えました」と明かした。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















