5大リーグ初挑戦で苦難も「悔いなし」 新天地移籍の30歳日本人、心境を現地報道「プレミアに行く」

古橋は英2部バーミンガムへ移籍
フランス1部スタッド・レンヌから、イングランド2部バーミンガム・シティに移籍した日本代表FW古橋亨梧は、2024年1月まで所属したスコットランド1部セルティックで絶対的なエースだった。スコットランドでは今も古橋の動向が注目されており、英紙「ザ・サン」スコットランド版は、「苦難のレンヌ時代を振り返っても、セルティック退団に悔いなし」と見出しを打ち、バーミンガム加入後のインタビューを伝えている。
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古橋は2025年1月にセルティックからレンヌへ移籍した。セルティックに多くのタイトルをもたらし、数々の個人賞も受賞したストライカーは新天地での活躍も期待されたが、最終的には半年でわずか6試合の出場にとどまり、ゴールに関与できなかった。
その動向が注目された今夏の移籍市場で、古橋はかつてセルティックでチームメイトだったMF岩田智輝も在籍するバーミンガム・シティへ移籍。今シーズン、2部昇格を果たしたばかりのクラブで連続昇格への意気込みを口にしている。
クラブの公式インタビューで、「ここに来られて、本当にすごくうれしいですし、これからが本当に楽しみなので、皆さんと一緒に頑張っていけたらなと思っています」と答えている。そして、クラブに何をもたらせる? という質問には「ゴール」と即答して笑顔を見せた。
セルティック時代を振り返って、「本当にたくさんの素晴らしい思い出がありますし、たくさんのタイトルを獲った良い4年でした。今でもたくさんの人が声をかけてくれるので、僕は本当に幸せ者だなと毎日感じます」と言い、「でも、今は場所が違うので、新しい場所で良い報告ができるように頑張れたらなと思います」と、新天地での意気込みを語った。
レンヌ時代については「難しい時間を過ごしましたけど、行ったことに後悔はないですし」と言い「本当にいろんな経験ができたので、今はそれをこの素晴らしいクラブで表現できたらなと思います」と続けた。そして「プレミアリーグに行くチャンスがあると思っているので、このチームみんなでそこを目指して、9か月後にはそれを達成できた喜びをみんなと分かち合えたらなと思います」と、自身の掲げている目標を口にした。
北中米W杯出場についても「誰もが憧れる場所が代表だと思う。僕もまたあそこに行き、W杯に出たいという気持ちもあります」と言及。一部では、今夏の移籍市場ではセルティック復帰も報じられた古橋だが、「こうやってまた智輝と一緒にプレーする機会をもらえたので、すごくうれしいですし、彼からも『うれしい』という言葉を聞きました。だから、一緒にプレミアリーグを目指して頑張れたらなと思います」と、所属クラブでの活躍を自身の夢であるW杯出場につなげたいという思いを口にしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















