世界的デザイナーと大阪の個性が融合したFC大阪の2025年モデル

　2026年にクラブ創設30周年を迎えるFC大阪は、日本を代表するファッションデザイナー・コシノジュンコ氏とタッグを組み、2025年シーズンのユニフォームを着用してJ3を戦っている。クラブの歴史と大阪らしい個性を融合させた注目の一着となっており、サッカーユニフォーム研究家の「ともさん」に、その印象を語ってもらった。

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　今季のユニフォームは、FC大阪の伝統であるサックスとブラックの縦縞をベースに、動きのあるブロック状のストライプを採用。グラデーションによって立体感を出し、他にない独自の縦縞表現を実現している。ともさんも「クラブカラーのサックスとブラックの縦縞グラフィックがかっこいい」と、その完成度を称賛した。

　今回の最大の特徴は、「なんといっても世界的デザイナー、コシノジュンコさんによるデザインであること」と語るともさんは、その希少性とインパクトに注目。また、「サプライヤーの『bonera』のロゴの下にはしっかりと『JUNKO KOSHINO』のロゴも入っていて、ダブルネーム風になっているのもレアで良いですね」と、特別仕様のロゴの魅力にも言及した。

　さらに大阪らしさを感じさせるディテールにも注目が集まる。ともさんは「よく見ると大阪の象徴として豹柄がエンボスで施されているあたりもユニフォームに華を添えている」と話し、スピードと力強さを象徴する豹のモチーフがクラブのイメージと重なる点を高く評価した。FC大阪の2025年モデルは、伝統・革新・地域性を融合させたデザインとなっており、ユニフォームを通じてクラブの存在感をさらに高めていきそうだ。