英2部移籍浮上の日本人を絶賛「ビッグゴール決めてきた」 古巣OBが回顧「他の選手にないものある」

去就が注目されている古橋亨悟【写真:徳原隆元】
去就が注目されている古橋亨悟【写真:徳原隆元】

クリス・サットン氏はバーミンガムにも所属していた

 今年1月に加入したフランス1部スタッド・レンヌで出番のない状況が続く日本代表FW古橋亨梧はイングランド2部バーミンガム・シティへの移籍が浮上している。古橋の古巣であるスコットランド1部セルティックのOBで、イングランド代表経験も持つ解説者のクリス・サットン氏は「彼は他の選手にはないものを持っていた」とあらためて30歳のストライカーのクオリティーを称えていた。

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 古橋は2021年から今年1月にレンヌへ渡るまで4シーズン半にわたってセルティックのエースストライカーとして活躍。満を持してフランスで欧州5大リーグに初挑戦したが、移籍直後にホルヘ・サンパオリ監督が解任されるなどチーム状況の変化もあり、新天地で思うように出番を得られなかった。フランス移籍後は6試合で無得点とノーインパクトでシーズンを終えた。

 半年でのセルティック復帰の噂もある一方で、イングランド2部で戦うバーミンガム・シティへ移籍の可能性が浮上している。現地メディア「バーミンガム・ライブ」ではセルティックOBで、バーミンガムでもプレーしたサットン氏の古橋に対する評価が伝えられていた。

「もしセルティックがキョウゴをキープしていたら、今季は3冠を達成していただろう(実際はリーグとリーグカップの2冠)。もちろんそれは仮説にすぎないが、彼を1月に売却したことでそのクオリティーは失われたことは間違いない。彼はレンヌへ行ったがうまくいかなかった。彼はいくつものビッグゴールを決めてきた。彼はビッグゲームを決める存在で、他の選手にはないものを持っていた。セルティックは彼の代わりを1月に見つけるべきだった。彼らはそれをしなかった。それが彼らの懸念点になると思う」

 セルティックでは古橋が去った後に日本代表FW前田大然が公式戦33得点と爆発したが、サットン氏は古橋がいかに重要な存在であったかを強調していた。イングランドへの移籍は、セルティック時代の輝きを取り戻すきっかけとなるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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