敵地で敗戦の”ほろ苦”デビュー「もっとできれば」 攻守で存在感…指揮官に言われた「自分の特徴を出して」

平河悠が右ウイングバックで存在感を見せた
日本代表は6月5日、2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリア代表とアウェーで対戦し、0−1で敗戦。今予選9試合目にして初黒星を喫した。代表デビュー戦でフル出場を果たしたMF平河悠(ブリストル・シティ)は、際どいシュートを放つなど存在感を示したが、試合後には「チームを活性化できれば良かった」と振り返り、課題を口にした。ほろ苦い代表デビューとなった。
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平河は右ウイングバックとして出場。積極的な仕掛けに加え、左右両足で強烈なシュートを放つなど前線で存在感を発揮し、守備でも豊富な運動量で奮闘。攻守両面でチームに貢献した。
しかしチームは、試合終了間際に失点し、予選初黒星を喫することとなった。試合後、平河は「チームとしてやりたいことは、ミドルゾーンまでは運べていた。そこからアタッキングゾーンに入る回数やシュートの本数を増やすことが、チームとしての課題として見えた。個人としても、その部分でチームをもっと活性化できれば良かった」と語った。
指揮官からは、「自分の特徴を、タワラ(俵積田晃太)も出してほしい。自分のところはピン止めして高い位置を取ってほしい」と指示を受けていたが、得点に絡む結果は残せず、悔しさの残るデビュー戦となった。
「デビュー戦になりましたけど、0-1で終わるのもサッカーの1つだと思いました。これからも出場を重ねて、成長できるようにしたいです」。イングランドで研鑽を積む24歳は、サムライブルーでのさらなる飛躍を誓っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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