サウジ退団示唆のC・ロナウドの行き先は? クラブW杯参戦意向…国内移籍が有力と現地報道

アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

ロナウドの去就が話題に

 大きく大会が変更となったFIFAクラブワールドカップは、6月15日に開幕を迎える。大会前には特別な移籍市場が開くこともあり、出場各クラブがどのような選手を最終的にそろえるかに注目が集まっている。世界的なスター選手の出場も期待されるなか、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの動向をアラビア紙「アッシャルクル・アウサト」が報じている。

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 C・ロナウドの去就は注目を集めており、FIFAのジャンニ・インファンティノ会長が出場クラブとの交渉をほのめかし、それに対してC・ロナウド側が激怒するなどの騒動が起きた。その後、C・ロナウドも自身のSNSを使って「この章は終わった。物語はまだ続く」などと綴ったことからも、サウジアラビア1部アル・ナスルを退団するのではないかと考えられている。

 記事によれば、アル・ヒラル、アル・ナスル、アル・イテハド、アル・アハリの4つのクラブを所有するパブリック・インベストメント・ファンドの情報源は、C・ロナウドをサウジアラビア国内に留めておくために全力を尽くしているという。しかし、交渉は非常に難しいものになっており、来季もサウジアラビアでプレーするか不透明のようだ。

 現時点でC・ロナウドにとっての一番の選択肢はクラブW杯に出場するアジア王者のアル・ヒラルに加入することだという。2022年に2億ユーロ(約326億円)で2年半の契約を結んだC・ロナウドは、クラブW杯に出場する32クラブが新たな選手と契約を結べる6月1日から10日までのウインドー開始前にSNSで自身の意向を表明している。

 情報源によれば、「C・ロナウドの存在はこの2年半に渡ってサウジアラビアリーグの発展にとってカギになるものだった。多くのエリート選手や若手選手へのドアを開いた」と、その影響の大きさに言及している。サウジアラビアはこの先もC・ロナウドを留めておきたい意思が強いようだが、クラブW杯出場を願っているとされる40歳のアタッカーは、どのような選択をとるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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