京都MFの一発退場は「危険」 2試合出場&罰金…足裏タックルは「著しく不正なプレー」

平戸太貴に対して処分が発表された【写真:柳瀬心祐】
平戸太貴に対して処分が発表された【写真:柳瀬心祐】

京都MF平戸太貴は東京V戦で退場

 京都サンガF.C.のMF平戸太貴に対し、Jリーグは2試合出場停止の処分を発表した。5月25日のJ1第18節、東京ヴェルディ戦で相手選手の安全を脅かす危険なプレーによる一発退場を受けていた。

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 このゲームの後半22分、京都の縦パスが東京Vの選手にカットされると、こぼれ球を東京VのMF森田晃樹が確保しようとした。そこに平戸がスプリントして飛び込むと、両足で森田の足を踏みつける非常に危険なタックルで飛び込んだ。笠原寛貴レフェリーは即座にレッドカードを提示。その後、森田はプレーに復帰したものの途中交代になった。

 Jリーグはこの行為について「日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、相手競技者の足元に対し、足裏を向け危険なタックルをした行為は、著しく不正なプレーに該当すると判断、2試合の出場停止処分と罰金(20万円)とする」と発表した。

 この結果、平戸は5月31日の第19節FC東京戦と6月21日の第21節柏レイソルが出場停止となる。京都は今季のリーグ戦における警告数(32)と1試合平均ファウル数(15.7)が最も多い。

 京都はFWマルコ・トゥーリオが5月21日のルヴァンカップ3回戦のセレッソ大阪戦で危険なタックルを行い退場処分となり、2試合の出場停止となったばかり。トゥーリオが1試合目の出場停止となった東京V戦で、再び2試合の出場停止になる危険なタックルを行う選手が出た。激しさや厳しさ、あるいは強度という言葉と、荒さや危険さは別のもの。こうしたプレーが連続していることはチーム内で見直されるべきだろう。

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