浦和が2年連続のACL決勝T進出! 好調のアタッカー陣爆発でWSWを6-1と粉砕

途中出場のR・シルバが2ゴール

 後半に入ると浦和はやや緩んでしまったのか、不用意なボールロストが目立ち、危険なカウンターを受ける場面が目につくようになった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は連戦も考慮してか、早めに交代カードを切り、後半5分に関根を下げてMF菊池大介、同10分には武藤を下げてFW興梠慎三を投入した。しかし、同17分にズラタンが相手選手との接触で負傷。FWラファエル・シルバを投入せざるを得なくなり、交代カードを使い切ってしまった。

 そうしたなかで同21分、WSWのMF楠神順平にループシュートを放たれると、クロスバーに当たってボールは下に。副審がゴールインとジャッジし、1点を返された。

 しかし浦和は同26分に、バイタルエリアで前を向いた李がボールを浮かせる技巧的なラストパスを通すと、後ろから一気に勢いをつけて抜け出したR・シルバがそのまま相手GKとの1対1を制してゴール。さらに同35分には、柏木が相手最終ラインの背後を取ったR・シルバに正確なパスを通すと、後ろから来たボールを胸で前にトラップする高い技術を見せ、そのままGKとの1対1を決めてゴール。今季加入のストライカーは、大会5試合で5ゴールとした。

 浦和は後半アディショナルタイムにも、R・シルバと興梠の絶妙なコンビネーションから興梠が決め、6-1で勝利。グループステージ4勝1敗で勝ち点12として2年連続の決勝トーナメント進出を決め、WSWは敗退が決まった。1時間遅くキックオフされた上海上港(中国)とFCソウル(韓国)の試合でソウルが勝利すれば、浦和の1位突破も決まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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