J2今季初の監督解任「やはり悲しい」 昇格貢献も…今季1勝「尽力してくれただけに」

愛媛が石丸清隆監督との契約解除、23年シーズンにJ3優勝で昇格に貢献した
J2愛媛FCは5月21日、石丸清隆監督との契約を20日付で解除したと発表した。併せて、21日のトレーニングから青野慎也ヘッドコーチが暫定的にチームの指揮を執ることも発表した。
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石丸監督は2006年に愛媛で現役を引退。指導者に転身し、13年に愛媛のトップチームで監督としてのキャリアを歩み始めた。その後、京都サンガF.C.とモンテディオ山形の監督などを経て、22年に愛媛に復帰していた。23年シーズンにJ3リーグで優勝して昇格したが、今季は16試合でわずか1勝(7分8敗)と苦しみ、最下位に沈んでいた。J2で今季最初の監督交代となる。
クラブは声明を発表。「シーズン序盤からの大幅な遅れを取り戻すべく、マネジメントのやり方を変え、コミュニケーションの質と量を向上させることでトレーニングからの風土改革に取り組んでまいりました。その結果、改善の兆しは見られたものの、応援してくださる皆様からの熱い後押しを最大限に受けた四国ダービーにおいても、勝ち切るチームへと転換させる決定的な一歩とすることはできませんでした」とチームの現状に触れたうえで「この現状を真摯に受け止め、マイルストーンとして設定しておりました第19節の前ではございますが、残り少ない時間の中でこの状況を打開し、ここから勝利していくための大きな刺激と戦術的な変化を起こすには、最後のタイミングであると監督交代の判断をいたしました」と監督交代に踏み切った理由を説明している。
SNSでは「石丸監督ありがとうございました」「J2復帰に尽力してくれただけに……残念」「こういう形で別れるのは、やはり悲しい」とクラブを支えてきた功労者の石丸監督を労う声や、「しばらく厳しそう」「クラブの判断が遅い」「責任は監督だけ?」と成績不振に対する厳しい声などさまざまな反響が寄せられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















