新天地で苦境…日本人FWは「さらなる惨劇へ」 “キーマン”の処遇変化で逆風か「契約を解除する」

レンヌで不遇が続く古橋亨悟【写真: IMAGO / ZUMA Press Wire】
レンヌで不遇が続く古橋亨悟【写真: IMAGO / ZUMA Press Wire】

古橋はレンヌ移籍もほぼ出番なし

 日本代表FW古橋亨梧は、冬の移籍市場でスコットランド1部セルティックからフランス1部レンヌへ完全移籍した。しかし、セルティックではエースとして絶対的な地位を築いていた古橋だが、新天地では出場機会を十分に得られていない。そうしたなか、スコットランドメディア「Daily Record」は、古橋がさらなる窮地に陥る可能性を報じている。

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 古橋は1月の移籍市場でセルティックからレンヌへと完全移籍した。当時、レンヌは下位に沈み、残留争いの真っただ中であり、その救世主として期待された。ところが古橋の移籍が正式決定した直後、彼の加入を望んでいたホルヘ・サンパリオ監督が解任となる。新監督となったハビブ・ベイェ監督は、見事にチームを立て直してチームは11位まで浮上したが、古橋はほとんど起用されないままシーズンを終えた。

 数字を見れば、セルティックでシーズン前半にリーグ戦22試合に出場して10得点3アシストを記録していた古橋は、フランスに渡ってから6試合計120分の出場にとどまり、ゴールもアシストも記録できていない。

 すでに悪夢のような状況となった古橋だが、「Daily Record」は「セルティック英雄の1000万ポンド移籍のキーマンが離れることで、キョウゴはレンヌでさらなる惨劇へ」と、見出しを打って報じた。記事によれば、レンヌのスポーツ・ダイレクターであるフレデリック・マッサラ氏がシーズン終了後に退任する。クラブは「SRFC(レンヌ)とマッサラ氏はシーズン終了と同時に契約を解除することで口頭合意に達した。SRFCは彼に感謝するとともに、この先の幸運を祈る」と声明を発表している。

 また、「ベイェ監督は、今後は古橋を起用する可能性が残されていることを示唆しているが、フランスでは『FWの短期間のリーグ・アン滞在は終わる』という報道もある」と、夏の移籍市場で古橋がレンヌを離れる見込みだとしている。セルティックへの復帰やドイツ・ブンデスリーガのクラブからの関心なども報じられている古橋だが、渡欧してから最も厳しい時期を過ごしていると言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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