英1年目の日本人24歳…指揮官も絶賛「見ていてワクワク」 来季はプレミアで躍動か?

ブリストルの平河悠、今季36試合出場でプレミア昇格プレーオフ進出に貢献
イングランド2部ブリストル・シティはシーズンを6位で終え、プレミアリーグ昇格を懸けたプレーオフに臨む。チームを率いるリアム・マニング監督は今季新加入で36試合に出場したMF平河悠を「見ていてワクワクする選手」と絶賛していた。英メディア「Bristol Live」が報じている。
平河は昨年7月にJ1町田ゼルビアからブリストルへ期限付き移籍し、パリ五輪のU-23日本代表にも選出。今年2月には完全移籍となった。8月末の第4節ダービー・カウンティ戦(0-3)でデビューし、今季は36試合(先発17試合)に出場。2ゴール2アシストを記録した。
最終節で引き分けたブリストルは前節から順位を一つ落としたものの、6位フィニッシュで昇格プレーオフへの出場権を手にした。準決勝では3位のシェフィールド・ユナイテッドと激突し、これに勝てば4位サンダーランドと5位コベントリー・シティの勝者と対戦する。
絶対的なレギュラーという立場を確立したわけではないが、それでも指揮官からの評価は高いようだ。マニング監督は最終節プレストン戦の後、先発フル出場で存在感を示した平河について「彼は試合の流れを変えるという点で素晴らしいプレーがいくつもあった。彼は観客を席から立ち上がらせるんだ」とコメント。「ユウは見ていてワクワクする選手。とてもシャープで、クイックで方向転換が非常にうまい」とプレーのクオリティーの高さを称えた。
さらに指揮官は「規律や仕事への取り組み方を見ると、彼はまさに究極のプロフェッショナルだ。このクラブにとってとても重要な選手になる」とも語っていた。24歳の日本人MFは加入から1年で確かな信頼を獲得することに成功していたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1