「イタリア版BBC」に屈したバルサ、CL2戦連続完封負けは4年ぶり “本家”レアル戦へ不安残す

ユベントスの鉄壁守備陣に封じられた“MSN”トリオ 2年連続で失意のCL8強敗退

 バルセロナは現地時間19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ユベントスとの第2戦で0-0のスコアレスドロー、合計スコア0-3で敗戦し、2年連続のベスト8敗退となった。自慢のFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマールの“MSN”トリオがユーベの“BBC”トリオに完封されたと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

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 バルサは第1戦と同じく、チームの生命線である3トップをスターティングメンバーに送り出した。ボールを保持して攻勢を強めようとしたものの、今大会9試合で2失点と抜群の守備力を誇るユーベの前に沈黙し、いつものような的確なフィニッシュまで持ち込めない。前後半90分で放った枠内シュートはわずか1本、ゴールネットは揺れないままタイムアップの笛を聞いた。

 同紙調べの記録によると、バルサが2試合トータルで完封負けを喫したのは、2012-13シーズン準決勝でバイエルン相手に0-4、0-3の合計スコア0-7で敗れた以来4年ぶりの出来事となった。ゴールを積み重ねるMSNトリオが完全に封じられた要因として、ユーベの“BBC”トリオが挙げられている。

 ユーベの“BBC”はDFレオナルド・ボヌッチ、DFジョルジョ・キエッリーニ、そしてこの日も途中出場したDFアンドレア・バルザーリの3人で語られることが多いが、レアル贔屓の同紙は本家を引き合いに出しつつ、最初の「B」を不動の守護神に置き換えた。

 

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