無力、鈍い、イライラ… バルサ3トップ“MSN”のCL2戦連続無得点に地元紙も困惑

ユベントスの堅守を崩せず、第2戦の枠内シュートはわずか1本

 バルセロナは現地時間19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ユベントスとの第2戦で0-0のスコアレスドロー、2戦合計スコア0-3で敗戦し、2年連続のベスト8敗退となった。地元紙「ムンド・デポルティーボ」は、逆転勝利のためにゴール量産を期待されたFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマールの“MSNトリオ”の不発ぶりを厳しい論調で評している。

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 バルサは決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマンとの第2戦(6-1)で、第1戦での4点差をひっくり返すCL史上最大の逆転劇を果たしたこともあり、3点ビハインドで迎えたユベントスとの第2戦でも再びの逆襲を期待された。しかしセリエA絶対王者の守備は分厚く、枠内シュートはわずか1本。2度目の奇跡は起こらず、満員の観衆で埋め尽くされた本拠地カンプ・ノウは沈黙に包まれた。

 自慢の攻撃陣が2試合180分間で無得点に終わったことは、バルサ贔屓で知られる同紙も衝撃を受けたようだ。特に毎試合のようにゴールを叩き込む最前線の3トップの寸評は、以下のように記されている。

「メッシ:無力。彼はリーダーとしての役割を果たしたが、ユーベの組織はドリブルこそ許したものの、それ以上はさせなかった。イタリアのチームは彼を危険なゾーンから遠ざけ、時間が経つにつれて懸命にプレーしようとしたメッシを気苦労させた」

 

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