CLユーベ戦逆転に最低4点必要なバルサ監督 “奇跡の再現”予告「攻撃、攻撃、攻撃あるのみだ」
敵地第1戦で良いところなく0-3で完敗 エンリケ監督はファンに共闘呼びかける
バルセロナは現地時間19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ユベントスとの第2戦に臨む。先立って行われた第1戦では0-3の完敗を喫し4強進出が厳しくなっているが、ルイス・エンリケ監督はCL史に残る大逆転を果たしたパリ・サンジェルマン(PSG)戦に続く逆転予告をしたとスペイン紙「スポルト」が報じている。
バルサはユーベとの敵地第1戦で、相手エースFWパウロ・ディバラに2得点を決められるなど攻守に全く良いところなく3失点、アウェーゴールも持ち帰れずに90分間を終えた。セリエAで6連覇中のイタリア王者に対して最低でも4点以上のゴールが必要となるが、ルイス・エンリケ監督はこう語った。
「私たちの目標は5ゴールを取ることだからね。攻撃、攻撃、攻撃あるのみだ。自分たちがリラックスできれば、再び攻め切ることができる。もし最初のゴールを我々がマークすれば、カンプ・ノウは2点目、3点目をもたらしてくれるだろう」
指揮官が具体的なゴール数を挙げたのは“ゲン担ぎ”の部分もあるかもしれない。決勝トーナメント1回戦PSGとの第1戦で0-4の大敗を喫したバルサは勝ち抜けが絶望と見られたが、第2戦を前にした会見で指揮官は「PSGが4点を奪った。ならばバルサは6点挙げられるだろう」と話し、実際に6-1のゴールラッシュを見せて逆転で勝利した。その奇跡を再び、約9万8000人が詰めかけるカンプ・ノウのファンとともに実現しようとしている。
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