アーセナル有力株主がベンゲル監督に要求 「後継者選定に彼の意思が反映されるべき」

アーセナルの株式を2番目に持つウスマノフ氏、継続性が必要だと主張

 イングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、今季限りで20年を超える超長期政権に終止符が打たれるという予測が報じられているが、アーセナルの株式を2番目に多く持つ有力株主が「後継者選定に彼の意思が反映されるべきだ」と要求している。英高級紙「ガーディアン」が報じた。

 

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 アーセナルの株式を30.04%保有するウズベキスタン系のロシア人実業家のアリシェル・ウスマノフ氏は、クリスタル・パレスに0-3で敗れて来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏の4位以内が難しいチームの状況について「全てが監督だけの責任だとは思わない」としたうえで、継続性が必要だと主張した。

「チームにはある程度の連続性が必要だ。ベンゲルの後継者を選定する必要があるが、そこには彼の意思も反映されるべきだ」

 ウスマノフ氏は、ベンゲル監督の意思を汲んだ後継者を選ぶべきだと話している。20年以上に渡る指揮を執ったチームの後継者選定が容易でないことは、アレックス・ファーガソン監督が退任後のマンチェスター・ユナイテッドを見ても明らかだ。それだけに、ベンゲル監督が作り上げてきたチームのコンセプトに沿った指揮官を後継者に据えることが必要だとしている。

 

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