「アジア最強」と「中国最強」の攻撃陣が激突! ACL浦和と上海上港の一戦は日中“矛対決”に

浦和はリーグ最多20得点、ACLでも最多11得点 上海上港監督もその攻撃力を警戒

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第4節、浦和レッズ対上海上港の一戦が11日19時30分から埼玉スタジアム2002で行われるなか、日本と中国を代表する攻撃的チームの一戦は「矛対決」として注目を集めそうだ。

 浦和はJ1リーグ第6節を終えて20得点を叩き出し、2位のガンバ大阪(11得点)に9得点差をつける断トツの攻撃力を発揮。さらに3節を終えたACLを見ても、東西32チームの中でトップを走る11得点を決めて2位の広州恒大(中国)の10得点を上回り、現在「アジア最強の矛」を有しているチームと言っても過言ではない。

 一方、アンドレ・ビラス=ボアス監督率いる上海上港も負けてはいない。中国1部リーグ第4節を終えて11得点は最多。コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスやブラジル代表MFパウリーニョを擁する広州恒大、元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが加入した上海申花の8得点を上回る攻撃力を見せつけている。ACLでも3試合で9得点は、広州恒大に次ぐ多さで、両大会の得点数を考えれば「中国最強の矛」を備えたチームと言っていいだろう。

 浦和は直近のリーグ第6節ベガルタ戦でも7-0と圧巻のゴールショーを見せたなか、UEFAチャンピオンズリーグでも指揮経験のあるビラス=ボアス監督は「浦和レッズは非常に攻撃的なチームだと感じた。今の時代でこれだけの攻撃サッカーを、こんなに長い期間やっているのは非常に素晴らしい。攻撃のルートもたくさんある」と、対戦チームを称賛しつつ警戒を強めている。

 

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