2プレー連続で誤審疑惑! 神戸戦で浦和のペトロヴィッチ監督らが猛抗議、選手も主審に詰め寄る騒動に

前半22分、浦和にPKが与えられても不思議ではないプレーが連続もノーファウルに

 ヴィッセル神戸対浦和レッズの一戦で疑惑のプレーが生まれた。1日の浦和が敵地に乗り込んだゲームの前半22分、浦和にPKが与えられておかしくないプレーが立て続けに見逃されるという誤審騒動が起きた。

 一進一退で迎えた前半22分、浦和は最終ラインのDF槙野智章が左サイドにロングボールを供給。浦和MF宇賀神友弥と神戸MF小林成豪が並走したが、小林はボールの目測を誤り、ペナルティーエリア内でボールに左腕でコンタクトした。さらに、そのこぼれ球で宇賀神に抜け出されると小林は後ろから引っ張るようにして倒した。

 どちらのプレーもPKが与えられて全く不思議のないプレーだったが、池内明彦レフェリーはそのどちらもノーファウルとしてプレーを続行させた。浦和ベンチはミハイロ・ペトロヴィッチ監督を筆頭に猛抗議し、ピッチ上でも宇賀神やDF森脇良太が池内レフェリーに詰め寄るなど大きな騒動となった。

 浦和は誤審騒動を乗り越え、MF柏木陽介の2得点1アシストの活躍で3-1勝利を飾った。敵地リーグ戦で神戸に勝利したのは10シーズンぶりで、ようやく鬼門突破となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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