ドルトムント香川の未来は「不透明」 独紙が今夏放出の可能性を指摘

現行契約は2018年夏で満了も、ツォルク強化部長「契約の話はまだない」

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、クラブで公式戦3試合連続の先発フル出場で復調ぶりを示している。28日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のタイ戦(4-0)では、鋭いシュートフェイントから先制点を叩き出すなど好調時のキレも示しているが、契約期間が2018年夏で満了する現状と若返りを進めるチーム状況から、ドイツメディアでは去就について「不透明」と断定。契約延長交渉は現時点で行われておらず、今季限りで移籍する可能性を報じている。

「ドルトムントのダービーの英雄はどうなるのか? 香川のBVBでの不安定な未来」

 こう特集したのは、ドイツ紙「ビルト」。次節の相手シャルケとの“レヴィア・ダービー”では、これまでゴールを量産してきた香川だが、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクにおける未来には暗雲が漂っている。

 「この日本人はボルシア・ドルトムントのユニフォームを着て、あと何試合経験するのだろうか? 契約更新の話は行われていない」と報じられている。ドルトムントはMFゴンサロ・カストロ、DFマルセル・シュメルツァー、FWクリスティアン・プリシッチらとの契約更新を発表しているが、香川とは契約延長交渉自体が行われていないという。

 

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