資金捻出と人員整理で放出必至　チェルシー側もハメス獲得希望とスペイン紙報じる

　レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、プレミアリーグの複数ビッグクラブの標的になっていると再三報じられているが、ジネディーヌ・ジダン監督にとっては夢の補強に向けた貴重なピースになると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

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　今夏のレアルの補強候補として浮上しているのは、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザール。ジダン監督とは相思相愛の関係で、レアルのトップターゲットの一人と言われている。

　この補強を実現する上で注目されるのが、ハメスの動向だという。記事では「ハメス・ロドリゲスがレアル・マドリードの“アザールのオペレーション”において鍵となる役割を担う」と記されている。ジダン監督が望むベルギーの至宝獲得のためには、資金捻出と中盤の人員整理の意味も含めてハメス放出は必至だという。

　チェルシー側もハメスの獲得を希望していると伝えられており、今夏の移籍マーケットではこの超大型トレードが成立する可能性があるようだ。

　昨季はキャリア最悪とも言える不振に陥ったアザールだが、今季はここまでプレミアリーグで11得点4アシストを記録するなど完全復活。26歳となったアタッカーは、ついに“白い巨人”の一員となることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images