「一人ひとりの想いが日本のレベルを押し上げる」 “復活の守護神”川島が競争激化を歓迎

試合勘不足も「心配していなかった」

 川島はUAE戦が代表通算73試合目のゴールマウスとなった。ハリルホジッチ体制では31キャップの西川にレギュラーの座を明け渡していたが、いまだAマッチ出場のないGK林彰洋(FC東京)も含め、過去の実績と経験の面では現代表でも群を抜いている。「アウェーで重要な、予選を占う意味の試合だった。いろいろな想いが試合前にあった。長く代表でやらせてもらっている分、感覚は心配していなかった」と、試合勘の不足は経験でカバーするという頼もしさを見せた。

 34歳のチーム最年長は、「前回(UAE戦)は自分がチャンスをもらうことができた。そのなかで日本が勝つために全力でやることが大切。そういう一人ひとりの想いが日本のレベルを押し上げてくれる」とチームのさらなる底上げの必要性を強調していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング