29歳日本人ストライカーの「大、大ファンだよ」 ドルトムント監督が絶賛「とても賢い選手」
古橋所属のセルティックがCLでドルトムントと対戦する
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントは、スコットランド1部セルティックと10月1日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節で対戦する。試合を前にした記者会見で、ドルトムントを率いるヌリ・シャヒン監督がセルティックのエースであるFW古橋亨梧を警戒した。英公共放送「BBC」が報じている。
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昨シーズンのCLで決勝進出を果たしたドルトムントは、今シーズンのCL第1節でベルギー1部クラブ・ブルージュと対戦して3-0で勝利した。セルティックも初戦でスロバキア1部スロヴァン・ブラチスラヴァと対戦し、5-1の勝利を収めた。初戦を勝利したクラブ同士の対戦を前に、ドルトムントのシャヒン監督は警戒する選手を明言した。
セルティックで最も脅威となる選手を問われたシャヒン監督は「具体的な名前を知りたいのであれば、私はあなたたちのストライカーの大、大ファンだ」と言い、「古橋は大柄な典型的なストライカーというわけではない。だが、彼はとても賢く、彼のボールを持っていない時の動き、走り出すタイミングが好きなんだ。戦術的にとても賢い選手だと見ている」と、6-0で勝利したセント・ジョンストン戦で2ゴールを挙げる活躍を見せた日本人ストライカーについてコメントした。
また、シャヒン監督は現役時代、リバプールに所属していた時にセルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督の下でプレーしていた。ロジャーズ監督についてシャヒン監督は「私は彼の練習メニューが大好きだった。それはとても興味深かった。私は当時から自分の指導者のキャリアを考えて、メモを書き留めていた。10年ぶりに会うことになって、対戦が非常に楽しみだ。私はリバプール時代も、ロジャーズ監督の下でも、とても楽しんだ。彼はとてもポゼッションを重視していて、相手の陣内でプレーすることを考えていた。私は彼についても、リバプール時代についても、良いことしか言うことがない」と、恩師との対戦への思いも語っている。
セルティックを率いて2シーズン目となり、古橋の能力を引き出しているロジャーズ監督が、どのような采配を見せるかにも注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)