驚異の4戦5発で「覚醒」 得点ランクトップ視野の27歳FWに脚光「まじでホンモノ」

矢村健がリーグ終盤戦で躍動【画像:クラブ公式サイトのスクリーンショットより】
矢村健がリーグ終盤戦で躍動【画像:クラブ公式サイトのスクリーンショットより】

“静岡ダービー”で藤枝FW矢村が4戦連発弾

 藤枝MYFCは9月22日、J2リーグ第32節で2位の清水エスパルスと対戦し2-3で敗れた。“静岡ダービー”で敗戦はしたものの、清水に火を付けた前半に先制ゴールを決めたFW矢村健は4試合連続の得点に。SNS上でも「覚醒」「まじでホンモノ」と大きな反響を呼んでいる。

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 2023年よりJ1アルビレックス新潟からレンタル移籍で藤枝へ加入している矢村。2年目を迎えた今季は第13節ザスパクサツ群馬戦(2-1)でチームを勝利に導く2ゴールをマークし、先発の地位を確立する。第29節ロアッソ熊本戦(2-1)から3戦連発のゴールを決めていたなか、2位清水との決戦でも重要な先制弾を決めて見せた。

 前半28分、MF新井泰貴が大曽根広汰への縦パスからワンツーで前線へ。ワンタッチで左サイドの梶川諒太へ展開すると、そのままダイレクトで中央へグラウンダーのクロスを送る。相手を背負いながら飛び込んだ矢村がネットを揺らした。

 新井からつながったダイレクトパスが綺麗に相手を崩した先制弾。矢村はこれでリーグ戦4戦5発となり、得点ランキングでも3位タイの14ゴールに到達した。しかしこのゴールで火が付いた清水は、後半に得点ラッシュ。同7分にMF西澤健太に同点ゴールを許すと、6分後にはDF住吉ジェラニレショーンが逆転弾を見舞う。同15分にはMF乾貴士がカウンターから3点目。藤枝も終盤に1点を返したものの、2-3で勝利を逃している。

 それでも6月で27歳となった矢村のゴールは反響を呼んでおり、SNS上でも「完璧」「覚醒が止まらん」「バケモンすぎる」「4試合連続弾はまじでホンモノ」と話題に。藤枝は連勝が3でストップしてしまったものの、上位の清水相手に堂々の戦いぶりを見せていた。

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