痛恨退場も“信頼揺るがず” 17億円で欧州移籍の日本人へ…監督明言「いるのは確か」
レッチェ戦へ向けた前日会見でパルマのファビオ・ペッキア監督が言及
イタリア1部セリエAのパルマを率いるファビオ・ペッキア監督が9月20日にリーグ第5節のレッチェ戦へ向けた前日会見を行い、出場停止が明ける日本代表GK鈴木彩艶の起用を明言した。パルマ専門のニュースサイト「パルマ・ライブ」が報じた。
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鈴木はセリエAデビューとなった初戦のフィオレンティーナ戦、第2戦の名門ACミラン戦と、ミスもあったが好プレーを連発して高い評価を得ていた。第3節のナポリ戦も好プレーを見せていたが、後半30分に最終ライン背後に抜けてきたボールへ飛び出すとボレーキックでクリアしたものの、そのまま足が相手選手に当たってしまう。主審はこのプレーで鈴木にイエローカードを提示し、後半18分に遅延行為で1枚目を受けていたことから退場処分になってしまった。
これにより第4節のウディネーゼ戦が出場停止になっていた鈴木だが、ペッキア監督は前日会見において「出場停止や負傷で選手の数は減っているが、明日の試合に臨むエネルギーを持たなければならない。(スタメンに)鈴木がいるのは確かだ」と話し、起用を明言した。
鈴木は昨年夏に浦和レッズからベルギー1部シント・トロイデンへ移籍し、今季へ向けパルマへ完全移籍した。移籍金はボーナス込み総額1000万ユーロ(約17億円)になるという見通しが報じられている。出場停止というアクシデントはあったものの、即座にスタメン復帰することが明言されたことからもレギュラーとしてセリエAのシーズンを戦っていくことができそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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