リバプール遠藤、新体制4試合目でリーグ初先発か 主力2人負傷と英報道「助けることになる」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

リバプールはエリオットとマック・アリスターが負傷

 イングランド1部リバプールで負傷者が相次いでおり、代表ウィーク空けのリーグ戦ではここまで出場機会が限られている日本代表MF遠藤航に出番が回ってくる可能性がありそうだ。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」がリバプールの状況について伝えている。

 リバプールの中盤で攻撃にリズムを与えるアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターは9月6日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第7節チリ戦(3-0)に先発出場し、先制点をマークするなど勝利に貢献したが、後半34分に負傷でFWパウロ・ディバラと交代を余儀なくされた。

 試合後、アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督は「ニコ(・ゴンザレス)とアレクシスの状態はまだ分からない。彼らは痛みを抱えていた。(現地時間10日の)コロンビア戦でプレーできるかどうかはまだ分からない」と語っていた。

 マック・アリスターだけでなく、U-21イングランド代表に招集されていたMFハービー・エリオットも負傷によって途中離脱となっており、今代表期間で負傷者が続出する事態となっている。特にマック・アリスターは今季からリバプールの指揮を採るアルネ・スロット監督の下でも不可欠な戦力となっているだけに、再開後のリーグ戦への影響は大きいだろう。

 記事では「もし2人(エリオットとマック・アリスター)が欠場する場合は、日本代表の遠藤航がステップアップし、ドミニク・ソボスライとライアン・フラーフェンベルフを助けることになるだろう」と遠藤に出番が回ってくる可能性が伝えられていた。遠藤は今季リバプールでのプレーが試合終盤に投入されたプレミアリーグ第2節のブレントフォード戦(2-0)でのおよそ1分間にとどまっていた。

 5日のW杯アジア最終予選・中国戦(7-0)では日本代表のキャプテンとして先発出場し、ヘディングで先制点を決めた遠藤。試合後にはリバプールでの状況について「週1回の試合だったし、代表が終われば連戦になるのでチャンスは来ると思うし、11人でサッカーはできないと思うので。間違いなく自分の出番は回ってくると思うし、しっかり練習をしてこっちに来て、こっちでもしっかり練習もできたので気にしてない」と語っていた。その言葉通り、出番は回ってくるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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