日本代表FWを現地称賛「このような選手がいるのは驚異的」 英ビッグクラブ移籍消滅も“実力証明”

レンジャーズ戦でゴールを奪ったセルティック・古橋亨梧【写真:ロイター】
レンジャーズ戦でゴールを奪ったセルティック・古橋亨梧【写真:ロイター】

古橋亨梧は宿敵レンジャーズ戦で今季初ゴール

 スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧は現地時間9月1日に行われた宿敵レンジャーズとの伝統のダービー「オールドファーム」に先発出場し、右足の正確なミドルシュートで今季初得点を挙げた。今夏にはイングランド1部マンチェスター・シティ移籍も浮上したストライカーは英メディアのベストイレブンにも選ばれ、「このような選手がスコットランドサッカー界にいるのは驚異的だ」と絶賛されていた。

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 古橋は昨季就任したブレンダン・ロジャーズ監督の下では出場機会を減らしていたなか、今夏の移籍市場終盤にはイングランド王者シティの獲得候補にも挙がり、大きな注目を集めた。

 そんな古橋は開幕からまだゴールがなかったが、2試合ぶりの先発となったスコティッシュ・プレミアシップ第4節レンジャーズ戦でさすがの決定力を見せつけた。FW前田大然のゴールで1点をリードして迎えた前半40分、中央でパスを受けた古橋はペナルティーエリアの外から右足でシュート。低い弾道で蹴り込まれたボールは、ゴール右隅に突き刺さった。

 3-0の勝利に貢献した古橋は前田とともに英公共放送「BBC」の「チーム・オブ・ザ・ウィーク」に選出され、「彼の動きを称える最上級の言葉は尽きた。このような選手がスコットランドのサッカー界にいるのは驚異的だ。ファイナルサードでセルティックの試合を明るく照らしている」と、最大級の賛辞が送られた。シティ移籍は実現しなかったが、イングランドのトップクラブも関心を示したその実力をあらためてピッチで証明してみせた。

 また、前田についても「レンジャーズのキャプテン、ジェームズ・タヴェルニエにまたしても辛い時間を与えた。左サイドで見せる彼のエナジーとペースはセルティックにアドバンテージをもたらした」とその活力あふれるプレーが称賛されていた。2人の日本人アタッカーはセルティックの攻撃陣を力強く牽引している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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