バルサ戦の判定に激怒のPSGサポーター 異例の再試合要求、19万人超が嘆願書に署名

CL16強第2戦でバルサに二度のPK判定 署名サイトで再試合を望む賛同者が集まる

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で、2季ぶりの大会優勝を狙うバルセロナはパリ・サンジェルマン(PSG)を相手に第1戦を0-4で落としながら、第2戦を6-1で制し、合計スコア6-5というCL史に残る大逆転を果たした。しかし、主審の判定に偏りがあったとしてPSGサポーターは怒りの声を挙げている。異例の再試合を要求する嘆願書には19万人を超える署名が寄せられているという。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 PSGサポーターの怒りを買っているのはカンプ・ノウで行われた第2戦におけるドイツ人主審のデニズ・アイテクン氏の判定だ。

 この試合ではバルサに二度のPKが与えられた一方、DFハビエル・マスチェラーノのペナルティーエリア内でMFアンヘル・ディ・マリアを背後からのタックルで倒したシーンは見過ごされるなど試合直後から判定を疑問視する声が上がっていた。PSGのウナイ・エメリ監督も、「我々が二度のPKを手にすべき」と主審のジャッジに苦言を呈していた。

 UEFA審判裁定委員会の判断により、アイテクン氏は一定期間、担当主審から外されるなどの処分を下される可能性がある。PSGサポーターは不当な結果として再試合を要求しており、署名サイト「Change.org」で公開された嘆願書にはすでに19万人を超える賛同者の署名が集まっているという(日本時間13日午後12時時点)。

 とはいえ、PSGが正式に再試合を要求することはないとも併せて報じられている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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