メッシがバルサ契約延長で年俸48億円要求か クラブは上限42億円に設定、合意に至らなければ…

メッシ側とクラブ側で年俸6億円の開き、次の移籍市場でメガディール成立も

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2018年6月で切れる契約延長の行方が注目されているが、メッシ側の年俸要求額がスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によって報じられている。

 メッシはバルセロナの中心的な存在であり、核として長年プレーしている。しかし、来シーズン終了後に満了を迎える契約が延長されておらず、去就に注目が集まる存在となっている。このまま契約延長が合意に至らなければ、移籍金を得るために次の移籍市場で残り契約1年となるメッシを放出するかどうかの判断を迫られる状況にある。

 同紙は、メッシがバルセロナに対して手取り年俸4000万ユーロ(約48億円)を要求していると報じている。先日、スペイン紙「マルカ」で「フォワード(メッシ)に対する新たな契約の交渉で、年俸の上限は3500万ユーロ(約42億円)に制限されることになる。バルセロナは年俸とスポンサーとの契約の影響でメッシへの支払い可能な額を設定した」とされたばかりだ。

 両紙の報道からは、クラブ側と選手側で多少の開きがあることが浮かび上がる。先日、中国クラブが“爆買い”オファーをメッシに拒絶されたと報じられたが、オイルマネーで潤うパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティといったクラブからは獲得への興味が再三にわたってレポートされている。

 果たして、今やバルセロナの象徴となっているメッシはクラブとの契約延長に合意するのか。その行方次第では、次の移籍市場でメガディールが成立する可能性も浮上している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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