ラ・リーガ&CL制覇3回…元レアルの41歳レジェンドが引退「悲しすぎる」「まだまだやれる」
ポルトガル代表DFペペが現役引退を発表
ポルトガル代表DFペペが、自身のSNSで現役引退を発表。海外メディアも一斉に報道し、大きな反響を呼んでいる。41歳のベテランがスパイクを脱ぐ決意をし、「本当にありがとう」と感謝を綴った。
ハードマーカーとして知られるベテランDFは、スペインの名門レアル・マドリードでプレーしラ・リーガ制覇3回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を3回優勝。ポルトガル代表としても2016年のEURO(欧州選手権)優勝メンバーとなる。直近のEURO 2024にも41歳で出場しており、大会の最年長記録を更新。代表141キャップを誇る。
母国のポルトFC、マリティモと渡り歩き2007年にレアルへ。名門で一時代を築き、その後はトルコのベシクタシュ、そして19年からは母国ポルトへと舞い戻っていた。これまでのクラブで通算737試合に出場。42得点36アシストを記録している。
ペペはYouTube上で約30分にわたる動画を現地時間8月8日に公開。英メディア「90min」によると、ペペは動画上で「旅を続けることができる知恵を与えてくれた神に感謝したい。私に賭け、私を信じてくれたすべての社長たちに感謝せずにはいられない」と、まずは感謝を述べたという。
「90min」は「ユーロ2024でポルトガルを率いて準々決勝でフランスに敗れたが、その試合で141キャップ目を獲得し、今夏初めにポルトを退団し、キャリアに終止符を打つことを選択した」とキャリアを振り返りつつ、ポルトガルサッカー連盟のフェルナンド・ゴメス会長は声明も紹介している。
「ペペは、プロフェッショナリズム、献身性、そして何よりもサッカーとナショナルチームへの情熱という模範を私たちに残してくれた。並外れたプロフェッショナリズムのお手本だ。サッカー選手としてのキャリアに終止符を打つことを決断した今、私は国際サッカー連盟会長として、この17年間、代表チームのために尽くしてくれた彼に感謝しないわけにはいかない」
こうした発表に対し、ファンもSNS上で「レジェンドの引退は悲しすぎる」「マジか」「偉大なレジェンド」「まだ余裕でトップレベルでやれそうだった」「正直まだまだやれる」といった悲しみの声が相次いでいた。
(FOOTBALL ZONE編集部)