「神」と称賛されるバルサ、「大洪水に襲われた」PSG… 衝撃の大逆転劇で明暗分かれた両国メディア論調

4点差をひっくり返したバルサ奇跡のCL8強進出を、スペイン各紙が大々的に報道

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で、バルセロナがパリ・サンジェルマンに第1戦で0-4と大敗しながら第2戦で6-1と勝利し準々決勝進出を決めた結果は、世界に大きな衝撃を与えた。

 なかでも当事者となったスペインとフランスの各紙は、いずれも電子版で大きな見出しを付けて速報。バルサがCL史上初めて4点差をはね返して勝ち上がった歴史的な一戦を、大々的に報じている。

 勝者となったバルセロナ側のスペイン各紙は、いずれもその勝利を様々な言葉で称えている。

「歴史的な大逆転勝利」(マルカ)

「バルセロナは歴史の中心に」(AS)

「彼らは神か! バルセロナが大逆転で準々決勝に」(スポルト)

「バルセロナは最高の偉業を成し遂げた」(ムンド・デポルティーボ)

「バルセロナがPSGを大逆転 こんなの見たことない」(エル・パイス)

「バルセロナ、歴史上で最大の偉大な奇跡でPSGを大逆転」(エル・ムンド)

 各紙とも、いかにこの勝利が歴史的で偉大なものかを報じている。CL史上初となる4点差をひっくり返す歴史に残る大逆転劇を完遂し、10シーズン連続の8強進出を果たしただけに、言葉の選択もより派手なものになった。

 

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