2008年1月に浦和からヴォルフスブルクに移籍、14年夏から現チームでフル稼働

　フランクフルトの日本代表MF長谷部誠が5日の第23節本拠地フライブルク戦に先発し、奥寺康彦氏の持つブンデスリーガ日本人最多出場記録を31年ぶりに更新し、ブンデス通算235試合出場を果たした。

　長谷部は2008年1月に浦和レッズからドイツ1部ヴォルフスブルクに移籍。翌シーズンには、大久保嘉人（現FC東京）とともに奥寺氏以来となるブンデス優勝を経験した。13年9月にニュルンベルクへ移籍し、14年夏から現在のフランクフルトでプレー。主力としてフル稼働を続けてきた。

　奥寺氏はケルンやヘルタ・ベルリン、ブレーメンに所属し、1977年から1986年までプレー。日本人最多となるブンデス通算234試合出場を果たしていたが、長谷部が31年ぶりに金字塔を打ち立てる形となった。

■ブンデスリーガ1部「日本人選手出場数トップ20」

（3月5日23時40分時点）

1位　長谷部誠　235試合・7得点

2位　奥寺康彦　234試合・26得点

3位　高原直泰　135試合・25得点

4位　酒井高徳　130試合・2得点

5位　岡崎慎司　128試合・37得点

6位　香川真司　118試合・35得点

7位　清武弘嗣　117試合・17得点

8位　内田篤人　104試合・1得点

9位　細貝　萌　102試合・3得点

10位　酒井宏樹　92試合・2得点

11位　大迫勇也　76試合・9得点

12位　乾　貴士　74試合・7得点

12位　原口元気　74試合・4得点

14位　尾崎加寿夫　62試合・9得点

15位　稲本潤一　43試合・0得点

16位　宇佐美貴史　31試合・2得点

17位　武藤嘉紀　29試合・9得点

17位　小野伸二　29試合・0得点

19位　長澤和輝　20試合・0得点

20位　矢野貴章　15試合・0得点

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images