イングランドの1.6倍! 中国クラブ、今冬の移籍金総額が世界一に スペインは意外にも…

中国クラブが投じた今冬の移籍金は総額493億円、プレミアクラブは301億円

 中国サッカーの移籍市場が2月28日をもって閉幕した。今冬も、相場を大きく越えた移籍金を投じて爆買いを進めるアジアの超大国に多くのスター選手が上陸。中国クラブが冬の移籍市場で投じた移籍金の総額は3億3100万ポンド(約493億円)に到達し、プレミアリーグを凌駕して世界一となった。英公共放送「BBC」が報じている。

 冬の移籍市場における世界最高額となる6000万ポンド(約84億円)の移籍金でチェルシーから上海上港へ移籍したブラジル代表MFオスカルをはじめ、元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス(ボカ・ジュニアーズ→上海申花)、元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(ビジャレアル→天津権健)など欧州での実績十分のタレントが中国を新天地に求めた。

 中国1部スーパーリーグの全16クラブによる冬の移籍市場での投資額は3億3100万ポンド(約493億円)に到達。全20クラブで2億1500万ポンド(約301億円)だったプレミアリーグを凌駕した。

 中国の移籍市場は1月31日に閉幕した主要欧州リーグよりも1カ月長く市場が開かれていたとはいえ、リーグのレベルも世界最高峰で、資金力の面でもテレビ放映権料バブルで潤うプレミアリーグの1.6倍以上という驚きの結果となった。

 

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